DMM.comが4Kディスプレイの市場に参入を表明しました。
DMMモバイルにて通信事業には参入しているものの、扱っているのはオリジナルデバイスではなく、海外メーカーを中心とした輸入販売。
今回の独自ブランドでの4Kディスプレイ市場参入には、どういった意図があるのでしょうか。
出展:http://make.dmm.com/public/product/display/

DMM.comの4Kディスプレイについて
DMM.comの4Kディスプレイは、シリーズものとして2種類発売されます。
シリーズ名称は「DMM.make DISPLAY」
種類としては、50インチ・65インチの2種類です。
充実の端子類などのスペック
映像入力端子としてHDMI 2.0(HDCP2.2対応)を4基搭載しています。
フレームレートは60Hzでの4K信号(4K60p)に対応。
アナログビデオ入力、音声出力としてヘッドホン端子(3.5mmミニジャック)と光デジタル端子、USB2.0端子×1基を搭載。
さらに特殊技術として、内部処理でフレームを補完し、最大120fpsの滑らかな映像を見せる倍速駆動にも対応。
6万円を切る低価格かつ4Kディスプレイ
さて、気になるお値段は?ここも低価格でチャレンジしてきています。
- 50インチ:59,900円
- 65インチ:159,900円
サイズの割に、50インチは非常に割安なのでは。
65インチは大きく値段が上がるので、特殊な需要でなければ50インチを2台とかで対応したいものですね。
DMMの幅広いチャレンジ
DMMは、もともとアダルト領域のほうが有名でしたが、近年では幅広くWEBサービスその他の事業にも投資をし、徐々にデパートのような総合的な企業に転換しつつあります。
特に、モノづくりに関してはDMM.makeという施設を秋葉原に作ったりするなど、かなり先進産業として期待が大きい部分もあるのではないでしょうか。
DMMモバイルとのシナジーという点を考えると、今後新たにオリジナルブランドのスマホを生産する、といったことも考えられそうです。