
数が厳選されてきた、ドコモの2016年夏モデルのスマホ。今回は5機種となっています。
毎回の、根強い人気を誇るコンパクトモデルはあるのでしょうか?
ドコモの2016年夏モデルの特徴おさらい
ドコモの2016年夏モデルですが、どれもが少しずつのパフォーマンス向上…といったところでしょうか。
もちろん防水のような、夏らしい性能は備えているのですが、昨年夏のようなハードウェア的な目玉機能には乏しい印象があります。
昨年夏はというと…そう、生体認証ですね。
SHARP機種にも指紋認証がつきましたし、富士通arrowsは虹彩認証(瞳での認証)がついてきていました。
今回は富士通のarrowsからは生体認証が外されましたので、あまり成功とはいえない(ドコモ主導で導入された機能)といえるでしょう。新しい物好きにはたまらないんでしょうが…ね。
軒並み5インチサイズ以上のドコモ2016年夏モデル
さて、手に馴染むコンパクトモデルを…と考えたときに、肝心のサイズ感です。
残念ながら、今回はコンパクトモデルがないといえますね。5機種ともに5インチ以上の大画面を備えています。
比較的コンパクトなのが、7月発売予定のarrowsでしょうか。ちょうど5インチではあるのですが、これが最もコンパクトとなっています。
…とはいえ、足りないですよね。片手操作には(画面をずらす機能がついているものの)難があります。
コンパクトを求めるとiPhoneSEにたどり着く
それでは、ドコモでコンパクトスマホはなくなったのでしょうか?
最新機種ということでいえば、iPhoneSEがコンパクトモデル、といえるでしょう。
iPhoneだけ特有の発表タイミングになるので、ドコモの2016年夏モデルとは別の発表になっていますが、直前に発表された最新の機種群としては性能、サイズ感ともに申し分ないものとなっています。
5月ごろは品薄で入荷の見通しもなかなか立たない状況でしたが、徐々に在庫も落ち着いてきている模様です。(2016/6/26現在)
iPhoneSEも、外観はiPhone5Sと変わらないのですが、内部の性能はほぼiPhone6Sと同等ということで、長く使える小型スマホ、といえるでしょう。
もしくは、性能の妥協のなさで言えば昨年のモデルにはなりますが、AQUOS Compactもオススメです。
こちらは、小型スマホであればスペックダウンする傾向が強い中(Xperia等)、性能に妥協なくフラッグシップモデルと同等のスペックを備えております。
カラーリングが特徴的なので、そこが好みにはまったら最高の機種ですね。
最新の夏モデルでコンパクトがないのは残念ですが、まだ十分に現役で活躍できる2機種、ぜひ店頭で手に取って確かめてください。
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