iPhoneSEが4万円台に値下げ、為替の影響を反映か

3/31に発売となった最新のiPhone、iPhoneSEに、早速の値下げが発表されました。
価格にして約5,000円、52,800円から47,800円への値下げです。
為替の状況を反映してのことだとは考えられますが、どのような影響があるのでしょうか。

iPhoneSEの価格設定変更

iPhoneSEの旧価格

もともと発表時からiPhoneシリーズでは群を抜いて安価な価格だったiPhoneSE。
商品ラインナップとしては16GB,64GBの2種類です。

  • iPhoneSE(16GB):52,800円
  • iPhoneSE(64GB):64,800円

ストレージ容量で12,000円の差分があります。
アプリをたくさん利用する場合は別ですが、ライトな使い方であれば、クラウドサービスをうまく活用することで16GBでも十分利用価値が高いのではないかと思います。

iPhoneSEの新価格

気になる新価格は、ストレージ容量によらず5,000円の値引き。
最新の価格はこちら。

  • iPhoneSE(16GB):47,800円
  • iPhoneSE(64GB):59,800円

税込にすると5万円を少し超えますが、SIMフリーのiPhoneでこの価格というのは非常に魅力的なのではないでしょうか。
なぜか5万円台になっても、64GBモデルには若干の割高感があるのは不思議です。

iPhoneシリーズの価格設定変更

iPhoneシリーズの旧価格

今回の価格変更は、iPhoneSEだけのものではありません。
既存のラインナップすべてに適用されています。
16GBモデルだけ抜粋します。

  • iPhone 6s(16GB):86,800円
  • iPhone 6s plus(16GB):98,800円
  • iPhone 6(16GB):74,800円
  • iPhone 6 plus(16GB):84,800円

iPhoneシリーズの新価格

今までの高価格帯だった商品ほど値引き額が高くなっています。
iPhone6Sが7万円台というのも、かなり手を伸ばしやすい金額になったかな、と。

  • iPhone 6s(16GB):78,800円
  • iPhone 6s plus(16GB):89,800円
  • iPhone 6(16GB):67,800円
  • iPhone 6 plus(16GB):78,800円

値下げに対するappleの対応

為替レート変動による影響か?

ほぼ10%というところの変動、円高を反映してのものかと考えられます。
appleの海外版の価格については、商品群が進化するにつれてもさほどの変化がなかったところ、為替レートの影響もあり、日本ではどんどん高額になってきていました。

それを今回のタイミングで是正されたもの、と思われます。

14日以内の購入者には返金対応

既に購入した人への対応はどうなるのでしょうか。
アップルジャパンの発表としては、14日以内に購入したユーザーに対しては、同額に変更する返金対応をするとしております。
これにより、本当に直近で購入した人にはきちんと対応が踏まれる、ということが分かりました。

iPhoneSE初日購入者への対応なし

対して、最もロイヤルティの高いと思われる初日購入のユーザーについてはどうでしょう。
発売から3週間というわずかな期間の間に値下げがありましたが、2週間以内の購入者しか対象にならないというのは、かなり厳しい対応と言わざるを得ませんね。

特に、初日に購入するのはかなりのapple製品愛好者と言えるので、宣伝力も強いいわゆるロイヤルカスタマーに当たるのでは、と考えられます。
彼らを冷遇するというのは、企業スタンスとしていかがなものかな、と。

iPhone(apple)とロイヤルカスタマー

appleにとってのロイヤルカスタマーとはどのような人なのでしょうか。
初日に購入する、どんどん買い替える人たち?

ながく機種を使ってくれる人たち?

はたまた、appleのサービスをたくさん使ってくれる人たち?

基本的な考え方としては、いかにappleにお金を落としてくれるか、という部分になります。
そうすると、購入の時期は問わずたくさんの製品を買ったり、年に1度買い替えてくれる人たち、となるでしょう。
いわゆる「信者」とも呼ばれるような層になります。

そこから考えると、「信者」層は大切にすべき-それが初日に購入するような層、ともみられます。

しかし、そこを切り崩すほどマーケティングに弱いappleでは流石にないだろう、と想定されるので…
もしかすると、日本市場における壮大な実験なのかもしれません。

3週間で値下げを試してみることによって、最初の1週間で購入する熱狂的なファンたちがどのように動くか。
これによって、次回の機種に不買が起きるようであれば、今後は値下げの時期は見直す。
それでも変わらないorプラスに働くようであれば?

あえて信者層に対して値下げを用意しなくても、高額で買ってもらう方が会社にとって利益押し上げ要因に働く。
このような考え方で、テストマーケティングともいえることを今回やってみた…というのはどうでしょうか。

テストマーケティングか、システマティックな14日以内対応か。

企業としてのマーケティングに興味が残るところです。

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