UPQ Phone A01が回収、技適認証とは?

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デザイン特化型の格安スマホとして話題になった、ブルー×グリーンが鮮やかなUPQ Phone A01。
このたび、技適の認証を得ずに出荷していた、ということで、いったん回収の運びとなりました。
海外端末でもよく話題になる、「技適」とはなんなのか、おさらいしておきましょう。

参考:http://upq.me/jp/upq_phone/a01/

UPQ回収の流れ

今回、回収対象になったのはUPQ社初のスマホ、UPQ Phone A01です。
当初は、技適認証の「表示誤り」による回収を述べました。
しかし、最終的には技適の認証を「取得できていなかった」ということが判明したとのこと。

販売元としてDMMが入っているので、そちらあての返送キットが購入者に送付されるということです。
もともと、国内生産ではなく、おそらく海外製の端末をベースとしてカラー・デザインを付加しているので、日本での発売に対して少し注意不足だったのかもしれません。

対応はきちんとしている(無料の回収キットを送付している)のが好感をもてるところです。

技適認証とは?

耳慣れない言葉として、回収の原因になった「技適認証」という言葉があります。
これは、SIMフリースマホが増えてくるとよく話題になってくることなので、きちんとおさえておきましょう。

日本での通信と技適

日本国内で無線通信を行うためには、電波同士が干渉して他の人に不都合を起こさないように、変な電波を発する機器でないかの認可を受ける必要があります。

それが、今回話題の「技適」の認証です。
技適の認証を受けると、以下のマークを総務省から付与され、これを通信機器に表示する必要があります。

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参考:http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/#QA

ちなみに、対象になるのは、アマチュア無線などの無線機から、スマホなどの通信機器も含まれます。
SIMカードがなくても、Wi-FiやBluetoothも対象になるので注意が必要ですね。

国際ローミングと法制度の抜け穴

では、海外からの観光の人が日本でスマホを使う場合は、技適をとっていないと違法なのか?
ここが難しいところで、実はこれはOKになるのです。
切り分け方としては、通信の対象が、国際ローミングとして使っていれば一時的なものとみなして許諾されます。

たとえば、アメリカで買った技適認証無しのスマホを、アメリカ人観光客がアメリカの通信会社(AT&Tとか)をはさんで通信すれば、旅行なのでOK。

アメリカで買った技適認証無しのスマホでも、日本のSIM(ドコモとか)を指して通信をしたらNG、となるのです。
内容としては変わらないのに、なんだか不思議な規制ですね。

海外SIMフリー端末購入時の注意事項

これから注意しないといけないのが、SIMフリースマホの購入時です。
たとえば、ASUSのZenfone2はSIMフリーで、世界各国で販売されています。
日本未発売でも、ASUS有名だから買って使えるだろう…が間違いになりえます。
世界の各国で通信の規格は異なるので、日本用の技適を未認証で国内輸入できていない、というケースは容易に起こりえます。

日本での正規販売を待つ

現在の技適の規制に穴があることは先ほど述べましたが、電波の適正利用の観点から、きちんと守っておきたいところです。
今回の件があっても、UPQ社は対応してくれる模様ですし、他の海外スマホを国内で買う場合も、きちんとオフィシャルに販売するところは技適の認証をとっています。

海外スマホを安く使いたい気持ちもありますが、適正に利用するために国内での販売を待ちましょう。

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